ゼノデザインについて

思えば25年、長くもあり短くもあり

2018年1月でゼノデザインは25年目を迎えました。ゼノデザインの20周年をお知らせしたばかりだと思っていたのに、あっという間に25年目のご報告です。私たちを応援していただいた皆様にはホントに感謝、感謝です。今回は、オフィスももロゴデザインもそのままです。そして、26年目も同じようにデザインを続けると思います。自分でも不思議に思っていますが、いまだにデザインをするときのワクワクは変わりません。キャリアを重ね、引き出しも増え、自由に考えられようになったからでしょうか。表現者(デザイナー)に「飽きる」は禁句です。飽きないということは、ある種の才能かもしれません。飽きずに、デザインという井戸を掘り続けることが大切です。成果を目指し掘るのではなく、飽きずに、ただ掘り続けたいと思います。今後ともゼノデザインの井戸掘りを応援してください。ぜひ!
代表 山中道男

時代が新しいデザインサービスを必要としています。

長く、ゼノデザインはプロダクトデザインを中心に幅広くデザインを提供していました。今でも、製品のデザインが中心ですが、急速にGUI(グラフィックユーザーインタフェース)の業務が増えています。暮らし方が変化する中、デザイナーの役割も変わってきています。展示会デザインを通じ、映像制作だけでなく、VRコンテンツの制作にも関わるようになりました。ゼノデザインは時代の変化に合わせ、柔軟なデザインサービスを提供します。

作曲理論とデザインと、

以前、芸大で作曲理論を教えている講師の方とお話しする機会がありました。授業ではどのようなことを教えているんですか、とお聞きしたら。「傘って、布の端を何か所か固定してあるでしょ、作曲も傘と一緒なの。必要なポイントきちんと押さえておけば、傘を差した時と同じようにぴんと張って綺麗に見える作品になるの。だから私はこことここを押さえておけば間違いないという、作曲のこつを教えているの。」と言われました。
素人の私に分かりやすく説明してくれたのでしょうが、その抽象力に感銘を受けました。
これってデザインと全く同じです。一つの商品に至るまでの抑えるべきポイントがあります。スタイリング、機能、カラーリング、環境配慮、などなど、それらを俯瞰してみたときバランスよく整っているのかです。そうです、きちんと傘がぴんと張った状態になっているのかです。確かに、まんべんなく配慮された商品は市場でも評価されます。
ただ実際で商品開発に関わっていると、バランスの取れた六角形八角形になっているかと言えば、必ずしもそうではないです。極端にマーケティングにかたよったり、ギミックにこだわりすぎだったりで、案外いびつな形状の傘になってしまうことがあります。じゃあ、いびつな商品がダメかというと、むしろ、いびつな商品の方がヒット商品になる事もあります。バランスが取れた優等生的な商品より、チョット変だけど愛らしいほうが現代的な商品魅力につながるようです。作曲理論を教えている講師の方も、きっと基本を学生に伝えているのだと思います
ゼノデザインも基本は基本で押さえておきながら、「いびつ」な魅力もきちんとデザインできるように準備しなくてはいけませんね。

失敗する勇気(デザインの手法で考えよう)

最近、企業内で意欲的な開発や発想ができなくなった、といったご相談をたびたび受けます。これは、効率や品質を高めるための考え方が率先して導入されたことによります。日本人はこのような努力がとても得意なので瞬く間に効率を優先するものづくりが日本中に広がりました。そのため、どうなったというと失敗を否定するような雰囲気がジワリと広がってきました。失敗するより何もしないほうが評価されるのであれば誰も新しいことは考えません。その点、デザイナーは新しいことを生み出すことが宿命の職業です。言わば失敗は当たり前、その先に大発見があることを経験的に知っています。デザイナーは色や形を考えるだけでなく、違った視点で開発や広報などのアドバイスもできます。そうなんですゼノデザインはお客様が勇気をもって失敗するアドバイスもしています。

プロダクトデザイン

ゼノデザインの仕事の中で最も多くの割合を占めているのが家電製品などを代表とするプロダクトデザインです。一般的に工業デザイン/インダストリアルデザインなどともいわれているジャンルでゼノデザインではベビー用品から各種産業機器まで幅広い製品のデザインを手がけています。

ブースデザイン

ゼノデザインの強みは製品のデザインだけにとどまらず製品のロゴやパンフレット、パッケージ、そして展示会のブースデザインまでも手掛けることです。展示会を一つのお祭りと考え常に来場者目線でブースをデザインすることで他社とは一味違ったブースデザインを御提案します。

一般的に、展示装飾業者は大変手際よく、効率的にブースを制作します。ところが、私たちは工業デザイナー的もの作りの視点で、ブースデザインをするため、時に大工さんにご苦労をかけてしまうことがあります。これは、私たちが効率よりもクリエーティブを優先するからです。同じ手法を繰り返すほうが工期やコストの点で安心ですが、楽しくありません。この「楽しく」はデザイナーだけでなく、お客様に共感していただくことが大切です。完成された楽しいブースに湧き出す感情は必ず周囲、来客者に伝わります。楽しい・わくわくする感情は不思議と来場者に伝わって、ブースの印象につながります。結果、それがお客様の展示会開催の成功に結び付くのです。

 

ゼノデザインブログ

WALKMAN IN THE PARK

koishiです。Ginza Sony Park で7月1日から開催中のWALKMAN IN THE PARKに早速行ってきました。ウォークマン/ディスクマン/MD/メモリープレイヤーとすべて経験している世代には説明不要で感慨深いイベントです。https://www.ginzasonypark.jp/program/015/ ウォークマン40周年というだけあってソニーパーク全フロアを使ったかなり力の入った展示で著名人のストーリーとともに空間をぜいたくに使用してます。 各階に実際に触れる視聴機がいくつもありしかも時代を感じさせないほどコンディションがよく新品同様。本物のメカニカルなスイッチの感触を久しぶりに味わいました。 ↑ウォークマンだけでなく歴代ディスクマンやMDも展示されてます。これはまだディスクマンの名前がつく前のモデルですが今見ても端正なデザインです。ディテールの処理が細かく手がかかっていて当時の作り手の熱意が伝わってきます。 ↑このディスクマンは鮮明に覚えています。 普通サイズのCDははみ出ます。というアイデアと潔さが衝撃的でした。 ↑明らかに初代iMacに大きな影響を与えたであろうビーンズ。コンセプトと樹脂の使い方が斬新でした。 40周年記念グッズのオリジナルTシャツも販売中ですでに人気のデザインは売り切れ。 9月1日まで開催なので順次新デザインが投入されるとのこと。 スタンプラリーをコンプリートするとカセットテープ型の特性ブックレットがもらえます。 年代別のカタログのようなものですがちょっとしたしかけがある代物で気が利いてます。40周年でこれだけやるとなれば50周年はどうなるでしょうかね。期待して待ちましょう。

SEIKO AGS

koishiです。もう20年以上前にもなる1997年に購入したSEIKO AGS SUS5M22-6C20。当時の腕時計はまだ今ほどソーラー発電が一般的ではなくセイコーではこのAGS(のちのセイコーキネティック)と呼ばれる振り子による自動巻きで発電した電力をキャパシタ(二次電池)に蓄える方式が一押しでした。しかしその後ソーラーが台頭し主流になるのですが機械的な魅力が残るこのAGSも海外ではまだ現役でリリースされてます。中でもこのSUSシリーズはミリタリーそのものなデザインが人気で最近限定でまた復刻されたようです。当時のAGSはキャパシタの持続力が泣き所で新品状態のフル充電でも2~3日の稼働時間。しかも今ではもう20年超の代物、最近では1日持たないぐらいにへたっていたのですっかり放置状態でした。が技術の進歩はめざましくなんと最新のキャパシタは性能が数十倍にもあがっているとのこと・・・しかもそのリペア部品がアマゾンで気軽に手に入るということで迷うことなく早速分解交換へ。 無事ケースが開き振り子の奥にキャパシタが見えます。20年超ですが中は錆びも無くきれいな状態。日本製の信頼性と技術力が見てとれます。 ローターとキャパシタのマウントを外す必要があるのでやはり通常の電池交換より難易度高めです。手を滑らせて基盤や部品を壊さないよう細心の注意を払います。 一番小さいネジはねじ山がほぼ目視不可能なくらい小さくかなり気を使います。(ここまで小さいネジは人生で初めて) 上の段が最新型のキャパシタ。下が旧型、見た目同じですが中身は全くの別物。 少しでもずれると部品が収まらないので一度組みつけに失敗しましたがやり直し問題なく完了。やはり最新型キャパシタの性能はすさまじく交換前は1日で完全停止してましたが今では1ヶ月経過しても全く止まる気配無し。もうすぐ四半世紀にもなる機械が現代の技術でリペアできるというのは今の家電やスマホには無い感覚でまさにに機械いじりの魅力そのもの。古さと新しさを同時に実感できる貴重な経験です。

ブリッジカメラについて

カメラ好きの山中です。このカメラのジャンルを、ブリッジカメラということをネットで知りました。 京セラ sumurai x3.0(1987年発売) オリンパス IZM300(1988年発売) もう30年も前のカメラですから、こんなカメラあったこと忘れているのではないでしょうか。コンパクトカメラと1眼レフカメラのギャップを埋めるための、ブリッジのような商品という位置付けだったようです。この商品企画が成功したかどうかは別として、なかなか意欲的なカメラだったと思います。sumurai x3.0は知人からたまたま譲り受けたカメラです。新しい電池に入れ替えたらきちんと動いてくれました。縦位置に構えるスタイルはまるでハンディーカムですね。この意欲的なデザインはイメージキャラクターに坂本教授を抜擢しことにも表れています。今までにない未来のカメラだと表現したかったのでしょう。実際、デザイン誌などでも高評価だったと記憶しています。疑似1眼レフ、3倍ズームなどスペックも意欲的でした。なんと、左利きモデルまでありました。ただ残念なのはハーフサイズだったことです。フィルムは縦にセットするので、そのままだと画像は縦長になってしまいます。それを嫌った開発チームはハーフサイズにすることを選択しました。結果、画質は当時の標準と比べると落ちました。私が、その当時購入を諦めた理由はそこにありました。でも個性的なフォルムずっと気になっていたカメラでした。せっかく再会できたのでフィルムを入れて使ってみましょう。 オリンパス IZM300も知人から以前に譲り受けました。こちらは1988年製ですからsumurai x3.0とほぼ同じ時代に発表されています。偶然にも同じように、右から掴むようにホールドするスタイルです。デザイナーが新しいカメラのスタイルを目指した結果こうなったんでしょう、もちろん偶然ですハイ。 残念ながらsumurai と比べるとデザインのまとまりは落ちます。ただ性能はIZM300の方がいいようです。フィルムは横にセットするので通常の35ミリフルサイズです。105ミリの望遠はsumurai の75ミリと比べ優位にみえます、でもsumuraiはハーフサイズなので換算すると同等でしょうか。動作音は静かです。実際撮影してもしっかりした画像でした。ただ、私の記憶の中では圧倒的にsumurai x3.0のほうが上です。あの縦型の独自フォルムは唯一無二です。デザイン史にたぶん残るでしょう。京セラの担当デザイナーに拍手です。

会社概要

商号:有限会社ゼノデザイン
設立:1993年4月
代表:山中 道男
住所:〒112-0004 東京都文京区後楽2-2-20 井上旭門ビル2F

TEL: 03-5805-0981
FAX: 03-5805-0982
mail: info@xenodesign.co.jp

 

業務内容
・インダストリアルデザイン
・インターフェイスデザイン
・カラーリング・グラフィックスデザイン
・パッケージデザイン
・デザインコンサルティング
・展示会ブースデザイン・施工
・デザインモデル製作
・建築/インテリアパース、各種CG製作