ゼノデザインについて

2020のデザインメッセージ・ビジネスはアートを目指す

昨年、経済産業省から、デザイン経営宣言という提言が報告書という形で発表されました。

https://www.meti.go.jp/press/2018/05/20180523002/20180523002.html

ご存知でしたでしょうか?これには少し驚かされました。その冒頭に、【経済産業省・特許庁は、デザインによる我が国企業の競争力強化に向けた課題の整理とその対応策の検討を行い、『「デザイン経営」宣言』として報告書を取りまとめた】とありました。永くデザインに携わっていますが、ここまで強いメッセージで、デザイン経営を取り入れなければ国際舞台で負けますよという提言は初めてです。詳細については読んでいただくとして、重要なのは、デザインの技術ではなく、デザイン経営だという点にあります。従来ではデザイナーを使って製品開発を進めようでしたが、このデザイン経営宣言では企業の経営にデザインが不可欠だと踏み込んでいます。少しばかり驚きましたが、やっと日本もここまで来たのかという感慨も大きいです。

しかし、世界はさらに進んでいます。山口周氏の著書「世界のエリートはなぜ美意識を鍛えるのか?」にこう紹介されています。「英国のファイナンシャルタイムズが、いわゆる伝統的なビジネススクールに出願数が減少傾向にある一方で、アートスクールや美術系大学によるエグゼクティブトレーニングに多くのグローバル企業が幹部を送り込んでいる、と報じている。」この現象は、MBAで学ぶような分析的なスキルより、複雑で不安定な世界では美術系大学で学ぶような創造的なスキルのほうに関心が高まっていることによります。経営を数値で計測することには限界がでています。その数値では表せない価値をスケッチや言語化して見えるようにするのはデザインの得意とするところだからです。

ゼノデザインは、この複雑で不安定なこの世界で、デザインができることを探しつ続けたいと考えています。

代表 山中 道男

プロダクトデザイン

ゼノデザインの仕事の中で最も多くの割合を占めているのが家電製品などを代表とするプロダクトデザインです。一般的に工業デザイン/インダストリアルデザインなどともいわれているジャンルでゼノデザインではベビー用品から各種産業機器まで幅広い製品のデザインを手がけています。

ブースデザイン

ゼノデザインの強みは製品のデザインだけにとどまらず製品のロゴやパンフレット、パッケージ、そして展示会のブースデザインまでも手掛けることです。展示会を一つのお祭りと考え常に来場者目線でブースをデザインすることで他社とは一味違ったブースデザインを御提案します。

一般的に、展示装飾業者は大変手際よく、効率的にブースを制作します。ところが、私たちは工業デザイナー的もの作りの視点で、ブースデザインをするため、時に大工さんにご苦労をかけてしまうことがあります。これは、私たちが効率よりもクリエーティブを優先するからです。同じ手法を繰り返すほうが工期やコストの点で安心ですが、楽しくありません。この「楽しく」はデザイナーだけでなく、お客様に共感していただくことが大切です。完成された楽しいブースに湧き出す感情は必ず周囲、来客者に伝わります。楽しい・わくわくする感情は不思議と来場者に伝わって、ブースの印象につながります。結果、それがお客様の展示会開催の成功に結び付くのです。

 

ゼノデザインブログ

ドアオープナーの続き

杉田です。前回はドアオープナーが今売れに売れているというお話をさせて頂きました。そこで今回はそのブームに乗っかろうと、ゼノデザインでもオリジナルのドアオープナーを制作してみました。なお販売するわけではなく、訪問してくださったお客様に無料で配布できたらいいなということで、制作することとなりました。主なデザインを担当した、わたくし杉田が制作プロセスなどをご紹介致します。 まずはアイデアスケッチです。「こんな形面白そう」「あれをイメージにしてみよう」そんな気持ちで描きました。 CADフトを使い細かい形状やカラーなどを検討しているところです。スケッチよりイメージがしやすくなります。 CADソフトで検討してみて気になったものを、スチレンボードなどで試作し、大きさなどを検証します。実際にリアルサイズで作ると持ちやすさやおおまかな見た目がわかりやすくなります。 検証してみて問題なさそうなものを、実際に3Dプリンターで出力し、強度や使い心地をチェックします。最終的に使い方が直感的でわかりやすい右のスロット状のデザインで行こうということになりました。しかしドアノブを下げるときに少したわんでしまい、強度が足りないことが分かったので、そこを修正して再度出力することとなりました。↓ 3Dプリンターで出力したモデル 下のブラックのモデルが修正したものです。前回の試作と比べて全体的にサイズを大きくしました。強度がアップしたうえ、ホールド感もアップし握りやすくなったのは嬉しい誤算です。 最終仕上げにゼノデザインのロゴを側面に入れました。 全体像です。3Dプリンターでの出力ですので、質感に限界がありますが概ね満足行く仕上がりとなりました。 以上が制作プロセスです。3Dプリンターを使って、想像したものがすぐに形として出力できるのは今までにない喜びがあります。今は3Dプリンターが数万円で買える時代になってきているので、一家に一台3Dプリンターが置かれる日はそう遠くないかもしれませんね。

SpaceX Crew Dragon

koishiです。SpaceX社が民間初の有人打ち上げに成功しました。 民間初の打ち上げ成功はもちろん偉業ですがそれよりも機体や操縦室内がSF映画を超えるほどの未来感です。↓ マルチモニターの下に車のインパネ程度の極めてシンプルな操縦室は従来の計器に埋もれた宇宙船とは全く違う新世代のビジョンを大胆かつスマートに具現化してます。なんというかやっと2001年宇宙の旅を超える未来が現実のものとなった感じです。そしてもう一つ驚異的なのがあまりクローズアップされてませんが無人船OCISLY (Of Course I Still Love You) へのロケットブースターの垂直着陸も難なく当たり前のように成功していること。 昔TVでサンダーバード3号が帰還するときに垂直に着陸するのを見て小学生ながらに「ロケットでこれは無理だろ….」と思ったのはどうやら間違いだったようです。 やはりやる気と情熱があれば夢に見た未来は切り開けるようです。さすがイーロンマスク。火星への有人飛行もそう遠くない感じがしてきました。 そしてさらに注目のISSへのドッキングは本日、5月31日午後11時27分ごろから。

空前絶後の「ウイルス対策グッズ」ブーム

はじめまして。新人社員の杉田です。この状況でしたので、まともに出社できるようになってきたのは5月からでした。早速ブログの執筆を任されたので、「ウイルス対策グッズ」について少し書かせて頂きたいとと思います。最近、暗いニュースが目立ちますが、こんな時だからこそデザインのお話はいかがでしょうか。新型コロナウイルスに関して今でこそ感染者数が少なくなってきましたが、引き続きソーシャルディスタンスの重要性が求められています。また最近ではソーシャルディスタンスという表現では社会的な分断をイメージさせてしまうため、フィジカルディスタンス(身体的距離)を推奨しているようですね。ウイルスというのは人と人との接触はもちろん、人がよく触れる物を介しても移りますよね。そこで、ドアノブや手すり、スイッチやタッチパネルなどの「物」とも距離を取らなければなりません。言い換えると「オブジェクトディスタンス」でしょうか?よく考えると、私たちは外出中に、今まで意識せずものを触れたり、つかんだりしていたのではないでしょうか。改めてこの状況になって、物に接触せずに生活することが難しいということが分かってきました。そこで、最近ブームになっているのが、「ウイルス対策グッズ」です。その中でも、「ドアオープナー」がかなり人気らしく、つい最近までいろんな通販サイトで売り切れ状態になっていました。ドアオープナーを紹介している記事がいくつかありましたのでリンクを載せて置きます。 ↓抗菌作用のある真鍮製のドアオープナーです。 https://www.gizmodo.jp/2020/03/hygiene-hand.html ↓3Dプリンター製のドアオープナーで、カラーバリエーションが豊富です。 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000219.000019615.html ↓こちらは猫をモチーフにしたデザインのドアオープナーです。かわいいですね。女性がターゲットユーザーでしょうか? https://www.mdn.co.jp/di/newstopics/72102/ 緊急事態宣言解除により第2波が心配されていますので、気になっている方は今のうちに購入してみてもいいかもしれません。そこで、ゼノデザインオリジナルのドアオープナーを3Dプリンターで作ってみました。今回は長くなってしまったので、次回制作過程なども含め紹介しますね。

会社概要

商号:有限会社ゼノデザイン
設立:1993年4月
代表:山中 道男
住所:〒112-0004 東京都文京区後楽2-2-20 井上旭門ビル2F

TEL: 03-5805-0981
FAX: 03-5805-0982
mail: info@xenodesign.co.jp

 

業務内容
・インダストリアルデザイン
・インターフェイスデザイン
・カラーリング・グラフィックスデザイン
・パッケージデザイン
・デザインコンサルティング
・展示会ブースデザイン・施工
・デザインモデル製作
・建築/インテリアパース、各種CG製作