ミッド昭和家電修理

連休特には予定なしのItoです。 某クライアントのコーヒーメーカーをデザインした折にサンプルとして購入した『ブラウン アロマスター KF45』 10cup用コーヒーメーカーです。1985年度 iF賞と1986年度Gマーク金賞を受賞しています。34年も前の製品ですが、完成されたデザインで今でも古く感じません。

もちろん「Made in Germany」で、いかにもドイツデザインという形や色使いも好ましいです。カラフェ(ガラスポット)は上部を引っ掛けただけで下部は接着という斬新な作り方で綺麗です。長く愛用していたのですが数年前に電源は入るのにお湯が沸かなくなりました。メーカーの修理期間はとっくに終了していますが外観やカラフェには問題がなく、棄てるのはしのびなくて仕舞ってありました。平成から令和への10連休もあるので、修理を試みました。こういう製品は30年前から基本的な仕組みはずっと同じはずですから、底から開けてじっくり観察。お湯が沸かないということはどこかで回路が切れてる可能性が高いのでテスターで調べてみます。

ぱっと目に入る黒いのは導通試験するとテスターが反応しません。でもこれはダイオードなので片側から電流を流すと・・・大丈夫のようです。

次に目に入るのはサーモスタット。

これもテストすると導通がありますが、ちゃんとバイメタルが働くでしょうか。それと「温度ヒューズ」という所が一番怪しい。両側からテストすると導通がありません。やっぱりここかな。苦労しながら取り出すと、変色していますし劣化でダメなようです。

サーモスタットもいかれてると温度ヒューズがまたすぐに切れるので交換します。 それぞれの部品の規格を調べてなるべく適応する品物を注文します。こんな部品類が今はAmazonで買えるので便利な世の中ですね。台湾からの発送ですので一週間ほど待って入手しました。

切れていた温度ヒューズとサーモスタットは形状が違うけど、力技で交換。電源コードもかなり劣化が激しいので新しいのに交換しました。

ということで元のように組みなおして何とか終了。

早速テストしてみると・・・無事に復活しました。

今回の修理に買った部品は温度ヒューズとサーモスタットと耐熱電源コード、電源用棒状端子の3点で約1200円アマゾンには一番安いコーヒーメーカーが1280円からあってほぼ一緒の金額。でも気に入ったものを治して使えるならその方がいいですね。ちなみに同じアマゾンで、このアロマスターのマイナーチェンジ機が今でも売られてますが、海外からの取り寄せでなんと30,000円を超える値段でした。

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