SEIKO AGS

koishiです。もう20年以上前にもなる1997年に購入したSEIKO AGS SUS5M22-6C20。当時の腕時計はまだ今ほどソーラー発電が一般的ではなくセイコーではこのAGS(のちのセイコーキネティック)と呼ばれる振り子による自動巻きで発電した電力をキャパシタ(二次電池)に蓄える方式が一押しでした。しかしその後ソーラーが台頭し主流になるのですが機械的な魅力が残るこのAGSも海外ではまだ現役でリリースされてます。中でもこのSUSシリーズはミリタリーそのものなデザインが人気で最近限定でまた復刻されたようです。
当時のAGSはキャパシタの持続力が泣き所で新品状態のフル充電でも2~3日の稼働時間。しかも今ではもう20年超の代物、最近では1日持たないぐらいにへたっていたのですっかり放置状態でした。
が技術の進歩はめざましくなんと最新のキャパシタは性能が数十倍にもあがっているとのこと・・・しかもそのリペア部品がアマゾンで気軽に手に入るということで迷うことなく早速分解交換へ。

無事ケースが開き振り子の奥にキャパシタが見えます。20年超ですが中は錆びも無くきれいな状態。日本製の信頼性と技術力が見てとれます。 ローターとキャパシタのマウントを外す必要があるのでやはり通常の電池交換より難易度高めです。手を滑らせて基盤や部品を壊さないよう細心の注意を払います。


一番小さいネジはねじ山がほぼ目視不可能なくらい小さくかなり気を使います。(ここまで小さいネジは人生で初めて)

上の段が最新型のキャパシタ。下が旧型、見た目同じですが中身は全くの別物。 少しでもずれると部品が収まらないので一度組みつけに失敗しましたがやり直し問題なく完了。やはり最新型キャパシタの性能はすさまじく交換前は1日で完全停止してましたが今では1ヶ月経過しても全く止まる気配無し。もうすぐ四半世紀にもなる機械が現代の技術でリペアできるというのは今の家電やスマホには無い感覚でまさにに機械いじりの魅力そのもの。古さと新しさを同時に実感できる貴重な経験です。

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