第23回 文化庁メディア芸術祭

第23回 文化庁メディア芸術祭が開催されました。

現代美術が大好物の山中が報告します。といっても今年は行きそびれました。今年の美術展は新型コロナ感染予防もため、事前に観覧予約しなくてはいけないために、何となくズルズルときてしまいました。その代わり以前にも増して、Webで観覧できる仕組みが充実しています。そのWebから何点かご紹介します。

https://www.online.j-mediaarts.jp/

アート部門大賞は「reverent: Miracles on Demand」・敬虔な奇跡のオンデマンドという意味だそうです。私の理解では、これは奇跡生成器ということになるのでしょう。キリスト像から血が流れでたいう現象を奇跡というならば、それを科学的に再生しオンデマンド化しよういう神をも恐れぬ作品です。信仰と科学との関係性を生真面目に再構築する姿勢はまさしくアートでありましょう。

https://www.online.j-mediaarts.jp/awards/irreverent-miracles-on-demand/

次は優秀賞、「between #4 Black Aura」ブラックオーラ、黒漆を3Dデータで作る造形と組み合わせる、新しい工芸の在り方を提案している作品。たぶん、漆工芸作品としては決して評価されない作品でしょう。画像で見る限り美しい造形作品です。例年のアート部門受賞作品としては珍しいのではないでしょうか。

https://www.online.j-mediaarts.jp/awards/between-4-black-aura/

アニメーション部門の大賞の「海獣の子供」は通常のアニメ作品。大賞ではない面白い作品を紹介したいと思います。優秀賞の「ある日本の絵描き少年」、20分ほどの短編作品。漫画家を目指した青年の切ない物語を、映像、漫画、アニメーションをマッシュアップして見せる手際が若々しい。

https://www.online.j-mediaarts.jp/awards/a-japanese-boy-who-draws/

海外の作家の人形アニメも面白い作品があったので紹介します。

Nocturne (Nachtstück)

人形アニメってなんでこんなに引き込まれるんでしょうか。

Dolls Don’t

漫画部門の大賞は「ロボ・サピエンス前史」でした。

https://www.online.j-mediaarts.jp/awards/robo-sapiensu-zenshi-prehistory-of-robo-sapiens/

今回はWebの鑑賞でしたが、これはこれでいいですね。アニメ作品はゆっくり見られ、面白い作品をたくさん発見できました。Webとはいえ、作家の方たちから刺激受けまくりました。

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